2022年度 開催報告アーカイブ

【こども×まちプロジェクト】定例会開催報告/2023年1月

『3人の小学生が参加』

前回から引継ぎ、今回は5年生と6年生の小学生3名が参加してくれました。

「あだちこらぼ」とは、を改めて伝えて、これについてそもそもどう思っているかを聞いてみました。

「”子ども”扱いで分けられている気がする」

「意見が言いやすいのは、同じチームとしての方が言いやすい」

という言葉が。

これまで「子どもが」としてきたけど、そこにこどもたちは違和感があったのかと、はっとされられました。

その後、こどもたちから

「こどものころのことを覚えていますか?」

「大人のアタマのまま、子どもに戻りたい?」

など、大人たちに対して色んな問いかけも。

「子ども」「大人」と分けていることに対して、再度問われた会に。分けるわけでなく、同じまちづくりのチームとして動いていくには、、、という新たな道筋が見えてきました。



【こども×まちプロジェクト】定例会開催報告/2022年12月

『二人の小学生が参加』

これまで「こどもを主役」にしたまちづくりを「大人たち」だけで話してきて、こどもとの関係性を作ることが大事だとか、伴走していく大人の心得なんかも話してきたのですが、その主役のこどもの声もきいていこうということで、今回は声をかけた2名の小学生が参加してくれました。

「学校はあまり自由にできない」

「YouTubeは悪い印象かもしれないけど、いいこともあるよ」

「子ども扱いされたくない」

など、大人たちを前に緊張しながらも、今感じている事、思っていることを話してくれました。

牧野先生のゼミ生も参加してくれて、こどもたちに関わるうえでの感じる矛盾を話してくれました。

「学び」とは、学校の在り方とは、学校以外の学び方などが話題になる中、足立区でも「コミュニティ・スクール」の動きがあり、学校が変わろうとしていることも知ることができました。



【こども×まちプロジェクト】定例会開催報告/2022年11月

『キックオフを終えて【あだちこらぼ】し始動』

キックオフを終えての最初の定例会。こどもを主役にしたまちづくりに関心のある方が新しく参加してくださいました。

こどもの「やりたい」をいきなり聞くのは難しいーーー

今回は「子どもの声をきくとは?」という話になりました。

アンケートは関係性がないとなかなか入力してくれる人が少ない、「なにかやりたい」はあるけど、言語化できていなかったり、「自由にやって」では難しい。

こどもたちが安心安全を感じられる時間も必要だし、それがどのくらいの時間必要かとも言えないし、合う合わないもある。

「大人の伴走力」が重要だし、伴走って難しいということを改めて共有した時間でした。

次のステップとして、何かイベントをやってこどもたちとの関係性を作って行くのと同時に、子どもの声をひろう人も増やしていけたらいいなという話に。

コラボや出かけていくのもいいねという声もありました。



【こども×まちプロジェクト】キックオフイベント開催報告/2022年11月

「こどもがつくるまちのみらいラボ【あだちこらぼ】キックオフ」

「何をするかはこれから決めていくのだけど、子どもを主役にしたプロジェクトに愛称がほしいね」と、前回話題になり「あだちこらぼ」と命名されました。

キックオフイベントでは、子ども達がいないので(大人版)に。

ゲストスピーカーに牧野篤先生(東京大学大学院教育学研究科教授)を迎え、37名が参加しました。プロジェクト実施メンバーでもある「あだちコミュニティミックス」のメンバーのほか、子ども食堂・学校協議会・児童養護施設・NPO法人・公共施設など、足立区の子ども達に関わる様々な大人たちが集まりました。

「⼈⽣100年時代とわたしたちの社会」ーーー

牧野先生からは、「転換点である社会」「社会の構造の転換」「広がる格差」により機能不全を起こしている今の社会現状についてデータを基に解説していただき、

つながること、受け入れ合うこと、関係性の貧困から抜け出すことで、脱工業社会の学力を身に着けていくことなどを教えていただきました。

また、小さな社会を沢山つくることの重要性やその効果なども事例を交えて紹介いただき、参加者はあだちでのイメージを各々で膨らませることができたかと思います。

後半は、各々が持ち寄ったお土産も紹介しつつ、交流タイムへ。それぞれの活動を知り、繋がりを広げる時間となりました。



【こども×まちプロジェクト】定例会開催報告/2022年10月

『キックオフに向けて』

プロジェクトのテーマとして合致する、トヨタ財団の助成プログラムに申請し、採択されました。107件中8件の採択です。

採択において期待されているのは、「AAR」「多様なメンバー」「実現性が高い」「対話プロセス」「ボトムアップ型」であることだそうです。

プロジェクトを知ってもらい、横断的なつながりづくりのために、11月にキックオフイベントを企画。

キックオフイベントで、このプロジェクトが対話形式でいろんな人が発言したり交流が生まれるようになるイメージと、プロジェクトの核になる「子どもがメインに」ということをみんなで少しずつ”繰り返して”固めていくようなイメージを共有できたらいいなと話しました。

課題は、広報戦略。。。。

パンフレットつくる?YouTubeチャンネル?動画???

ひとまずキックオフのチラシを作ってみようということで作成へ。

子どもが主役になるという部分をどうしていけばいいか?

ゆるいプラットフォームって?

色んな人が関わるゆるいプラットフォーム。

何度も対話を重ねて、それぞれの考えや、何をしていくか、なににワクワクするかを少しずつ積み上げていきます。


こども×まちプロジェクトinあだち 事務局

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